複雑形状の樹脂切削加工
弊社では11台の3軸マシニング加工機を使用し、試作から量産まで様々な切削加工をさせて頂いております。製作物としては、デザインモデルやワーキングモデル、産業機器の部品の試作など、1個のものが多く、お客様からは「加工面がキレイ」と好評を頂いております。
特に、薄肉の複雑形状品の試作においては、他社で加工不可能と言われたモデルの相談を受ける事も多く、これまでに培ってきた切削加工の経験を生かして、これからも困難と言われる試作品の加工に挑戦していきたいと思います。
薄肉複雑形状品の試作
樹脂は金属と違い、切削加工をすると応力が解放され、反りが発生します。また素材自体の強度も金属に比べ高くないため、加工中にワークが壊れてしまうなどのトラブルも発生します。そういった問題点を解決するため、弊社では薄肉複雑形状のモデル試作において「分割切削加工」という手法でお応えさせて頂いております。
対応可能サイズ
一体加工の場合
縦400×横700×高さ100
分割加工の場合(実績)
縦500mm×横1800mm×高さ200mm 大物樹脂加工の詳細はこちら
対応材質一覧
樹脂系:ABS、PC、PC/ABS、PE、PP、POM、PPE、PPS、PET、PMMA、PEEK、EW、NW、塩ビ、ベークライト、ケミカルウッド、ユニレートなど、各種ガラス入り樹脂の加工も承っております。
3次元測定器による品質管理体制
精度 ±0.0005
夜間の無人稼働を最大現活用
平日の日中はもちろんの事、夜間に無人になる時に長時間加工時間がかかるものや、多数個取れるような工程をセットできるように計画を立てるため、現在の機械の稼働率は95%を超えています。また、製品のバリ取りなどを機械加工の中に組み込むことで、どうしても人の手がかかる工程をできるだけ削減し、量産でも対応できる体制をとっております。試作から量産まで、お客様からのコスト、納期の要望に最大限お応えさせて頂きます。